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jump in on top of one another 「話に割って入る」「口をはさむ」 [単語・表現]

今回も異文化理解についての本 The Culture Map にあった表現を短くメモしておきたい。アメリカ人には日本的な「間」が通用しないことが往々にしてあると思うが、この本に、西洋人あるいはアメリカ人に見られる傾向について speak on top of (each other) また jump in on top of (one another) と書いている部分があった。

話している人が完全に言い終わらないうちに別の人が口をはさむ、話に割って入って発言を始めてしまう、そんな傾向を中国人が指摘した、という文脈である。私には、中国人も負けず劣らずワイワイガヤガヤの言いあいを好むような印象があるのだが。

- You Westerners practically speak on top of each other in a meeting. I kept waiting for Erin to be quiet long enough for me to jump in, but my turn never came. We Chinese often feel Americans are not good listeners because they are always jumping in on top of one another to make their points.
(The Culture Map by Erin Meyer)

昔と違って日本国内にいても英語の討論番組や放送が容易に聞けるようになったが、確かにネイティブスピーカー、とりわけアメリカ人は相手の発言を遮らんばかりに話していることがあったりする。日本人でもそうした話し方をする人がいないわけではないが、そこまで激しくはないだろう。

また少し違う話になるが、複数の英語ネイティブと話した時のことを思い起こすと、なかなか自分が割り込めないことが往々にしてあった。もちろん私の英語力が低いため追いつかないことが大きいのだが、話者の交替のタイミングがなかなかつかめないのも要因のひとつだった。

どこかで読んだ記憶があるが、コミュニケーションの専門家によると、会話で中心となって話している人が「そろそろ別の人に譲りますよ」という場合、それがわかるような言葉や調子を示すのだそうだ。

話者の意図を示すサインとなるフレーズを discourse marker(談話標識)というそうだが、「これが”話者を譲る”というサインかな?」と思っても、こちらが割って入ろうとする前に、間髪を入れず別のネイティブが割って入って話を展開させたりして、なかなか流れに乗ることができず、くやしい思いをしたものだ。

純粋な語学力も確かに重要だが、こうしたコミュニケーションの技法の習得は非ネイティブにとってはさらに難度が高いのではないかと思う。


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