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ぼかし言葉の kinda、および hedge のこと [英語のトリビア]

先日も書いたが、like や well, uh また you know などはいかにも話し言葉らしい反面、度が過ぎて使われると聞き苦しくなりそうだ。初めてアメリカに行った時に kinda という言葉を口癖のように差しはさむ人がいて、面白いと同時にやや耳障りに感じ、気になった。もう二十数年前のことになるが、印象深く覚えている。

この kinda は kind of を発音に従って綴ったもので、「ある程度」「どちらかといえば」「いくぶん」「ちょっと」「まあ」といった訳が辞書に載っている。sort of も同じで、こちらも sorta などと綴られる。

私が使っている電子辞書には、kind of に次のような注があった。

- [語法] (1)女性が多く用いる表現で、的確な表現が見つからない、またはあいまいにぼかすときの言い方(→hedge)(以下略)
(ジーニアス英和大辞典)

- (1)この句は表現を和らげたり、ぼかすために用いられるが、あやふやさを感じさせるとして嫌う人もいる  (2)この句はくずれて、kind o', kind a, kinda となることがある
(ランダムハウス英和大辞典)

「女性が多く使う」とあるが、私がアメリカで出会った人は男性であった。ちょっと日本語の話へ脱線すると、これも先日、「~たり、~たり」と繰り返すのが本来の用法のはずだと書いたが、「ランダムハウス」の記述もそれに従っていない。

それはともかく、「ジーニアス」に hedge を参照せよとあるので見ると、

(言質をとられないための)はぐらかし発言。ぼかし語句;[言語] 語調を和らげる言葉、ヘッジ(I wonder, sort of など)

とあった。英英辞典には、

- a calculatedly noncommittal or evasive statement
(Merriam-Webster's Online Dictionary)

- a word or phrase used to allow for additional possibilities or to avoid overprecise commitment, for example, etc., often, usually. or sometimes.
(The New Oxford American Dictionary)

- A word or phrase, such as possibly or I think, that mitigates or weakens the certainty of a statement.
(The American Heritage Dictionary)

と書かれていた。hedge 自体は基本単語のひとつといえると思うが、こうした意味があるのは知らなかったので、kinda をきっかけにまたひとつ新しい知識を得ることができた。

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