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「ゼロ年代」は英語で何というか [数にちなむ表現]

前回書いたキューブリックとクラークの「2001年宇宙の旅」からの連想だが、21世紀最初の年はこの年でなく2000年だと考える人も(特に海外では)結構いるという。年代の区切りといえば、「1980年代」は英語で the eighties、「90年代」なら the nineties だが、2000年からの10年間はどう言えばいいのだろうか。

かつてこれについて書かれたものを読んだことがあり、メモにも取っておいたのだが、いくつかの流儀・提言があるようだ。また以前ネイティブスピーカーと話す機会があった際、この問題について話題にしてみた。

そうしてメモしたり、ネイティブ氏から聞いたりしたものとしては、

- the naughties (または the noughties)
- the naughts, the aughties, the aughts
(naught や aught は zero を意味する)
- the double-ohs
- the zeroes
- the two-thousands

といった言い方がある。この他にもまだありそうだが、ネイティブ氏によれば、いまだに「これで決まり」と定着したといえる表現はないようだ、とのことだった。

また彼によれば、一番下の the two-thousands は、理論的には2999年までを指すことができるので好ましくないとのこと。遠い将来はともかく、当面はそこまで含めて考える人などいないのではと私は思ったが、確かに2010年になれば、もうあいまいになる恐れもありそうだ。

実はこの話題をネイティブ氏に振ったのは、以前紹介した「表現のための実践ロイヤル英文法」に、「2000年代は the first decade of the 21st century という」と書かれているのを見つけたからだ。

私自身の考えは言わずに、これをどう思うか彼に聞いてみたら、「2000年は21世紀ではないので不適」との答えだった。彼は違ったが、冒頭に書いたようにこの年を新世紀の始まりと考えている人もいるようだ。しかし理屈ではやはりおかしいはずである。「実践ロイヤル英文法」はたいへんよくできた参考書だと思うが、この記述はちょっとした瑕疵といえるのではないか。

「実践ロイヤル英文法」には、先ほどの言い方に続いて、「(2000年代の表記の)the 2000s には決まった呼び方はなく、"the Os [ohs]" ということもある」と書かれていた。では他にどんな呼び方があるのか気になるが言及はなく、これもちょっと不親切だと思った。

ところで、ネイティブ氏がいうには、「1900-1909年の年代も、定まった言い方はないはずだ。1910-1919年については、the teens という言い方をすると思う」とのこと。そもそも「XX 年代」という言い方をするようになったのは、英語でも20世紀に入ってしばらくしてのことなのだろうか。2000年からの10年間の呼び方とあわせて、さらに詳しい方がいたら、教えていただければ幸いである。

ところで、この話をしている際にネイティブ氏が「2000年代」を指すのに使っていたのは、単純に this decade だった。もちろんこの言い方、起点が何年かに決まっているわけではないだろうし、今回は何について話しているかお互いにわかっているから使えたともいえるだろう。

さて、ひとしきり彼から説明を聞いたあと、逆に尋ねられたのは「で、日本語では00年代 this decade の言い方は決まっているのか?」。「うーん」、と絶句してしまった。

追記:
ロバート・ハインライン Robert A. Heinlein の「人形つかい」は、1950年代に書かれたSF小説だが、今世紀に入って出たペーパーバック版につけられた評論家の序文に、次のようなくだりがあった。これも「ゼロ年代」を示す表現だ。

- The Puppet Masters continues into the Naughty-Oughties with fresh editions.

タグ:SF
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mamarimama

こんにちは。1990年代の終わり頃にネイティブの友人(アメリカ人)に2000年や2005年は何て言うのかと聞いたことがあります。two thousand と five の間に and を入れるのか入れないのか、どちらでもいいのか、twenty hundred という言い方はあり得るのか、など。実際に何年か経たないと言い方は確立されないだろうと言っていました。(twenty hundred とは言わないと思う、とも。)1年も経つと google でヒットする単語や表現の傾向が変わっていることもありますよね。言葉は本当に生きて変化しているものだと感じます。
by mamarimama (2008-03-25 22:16) 

子守男

mamarimama さん、コメントありがとうございます。
日本語もそうですが、英語もあっという間に傾向が変わる例がありますよね。年号で and を入れるのはイギリスに多い言い方と聞いたような記憶もありますが、どうだったかな?
by 子守男 (2008-03-26 00:17) 

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