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liberal 「気前のいい」「ケチケチしない」「たくさんの」 (カズオ・イシグロ 「日の名残り」) [読書と英語]

先日に続いて、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの代表作 The Remains of the Day で実例を拾った単語について書く。liberal は政治や主義主張についてよく使われるが、人や物を形容して「惜しみない」といった意味もある。

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frogmarch 「後ろ手に縛って引っ立てる」 (カズオ・イシグロ 「日の名残り」)  [読書と英語]

ノーベル賞授賞をきっかけに再読した日系イギリス人作家カズオ・イシグロの代表作 The Remains of the Day (邦題「日の名残り」)から今回も単語を拾ってみたい。frogmarch という言葉が出てきたが、人間について使われていて、「カエルの行進」ではありえない。

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high and mighty 「傲慢な」「威張った」 (カズオ・イシグロ 「日の名残り」) [読書と英語]

ノーベル賞受賞をきっかけに、日系イギリス人作家カズオ・イシグロの代表作 The Remains of the Day (邦題「日の名残り」)を再読したことについて前回書いたが、今回目にとまった high and mighty という表現を取り上げてみたい。

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カズオ・イシグロがノーベル賞受賞#2~「日の名残り」の箱庭的世界 [読書と英語]

ひいきの作家カズオ・イシグロにノーベル文学賞が授与されると決まったことについて先日書いたが(→こちら)、喜んだ勢いで、名作 The Remains of the Day (邦題「日の名残り」)をまた読んでみた。

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祝!カズオ・イシグロにノーベル文学賞授与 [読書と英語]

文学にはあまり興味がない私だが、カズオ・イシグロは例外的に関心のある作家だ。このブログを始めた時から時おり取り上げてきたが、その彼が今年のノーベル文学賞を受賞した。欣快の至りである。

イシグロの作品を英文で読んだ時の体験は、10年前のエントリに書いたことがあるが(→ カズオ・イシグロの英文を味わう (「日の名残り」「浮世の画家」))、今でも私にとっては別格の存在だ。

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シェイクスピアの名セリフ my kingdom for horse の応用(高橋留美子「めぞん一刻」 英語版) [読書と英語]

日本のマンガ史に残る名作だと思っている「めぞん一刻」の英語版からこのところ表現を拾っているが、前回の映画「カサブランカ」に続き、今度はシェイクスピアの名セリフを下敷きにしたうまい英訳を見つけた。

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反語にも使える be my guest 「好きにしろ」 (高橋留美子「めぞん一刻」英語版) [読書と英語]

先日 baptism of fire を紹介した時に書いたように、最近たまたまネイティブを交えて英語を少し話す機会があったが、その場で Be my guest. という表現を久しぶりに耳にした。そして、この表現は皮肉や反語としても使えることを日本のマンガの英訳版で以前知ったことを思い出したので、取り上げてみたい。

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new-fangled 「新しいものはどうも苦手」 [読書と英語]

このところ毎回表現を拾っている本 The Unknown Unknown から、今回は new-fangled (またはハイフンなしの newfangled) を取り上げたい。「最新式の」「いま風の」「流行の先端を行く」という意味だが、「自分自身は苦手・好まない」というニュアンスを伴って使われるようだ。

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serendipity, chance encounter 「偶然の出会い」「セレンディピティ」 [読書と英語]

10日ほど前に contest-curation website (まとめ記事サイト)という言葉を紹介した際、「ネットは便利だが、新聞雑誌や本屋に比べて”思わぬ発見”の機会が少ないように感じる」「そういう発見も serendipity といえるだろうか」と書いた。この週末たまたま見つけて読んだ The Unknown Unknown という本が、まさにこれに関連するような内容だったので、思わぬ偶然に驚いた。

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convivial 「陽気な」「浮かれた」「お祭り好きの」 [読書と英語]

一度見聞きしただけなのに何故かすぐに使えるようになった英単語が(ごくまれに)ある一方で、何度目にして辞書を引いても一向に覚えられない相性の悪い言葉が(しょっちゅう)ある。後者のひとつが convivial だ。またもや実例にペーパーバックで触れて「またか」とため息をついたので、書き留めておきたい。

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jet black 「漆黒の、黒々とした」 [読書と英語]

先日同様、スパイものノンフィクション A Spy Among Friends から取り上げたい。jet black は文脈から「真っ黒(な)」という意味だろうと想像できたが、なぜ jet にこんな意味が、と思って調べたら、おなじみの「ジェット(噴射)」とは語源が違うことがわかった。

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タグ:ビートルズ
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steal a glance 「盗み見をする」 (カズオ・イシグロ「日の名残り」) [読書と英語]

英語の表現やイディオムは、直訳すると日本語とまったく違う意味になる場合もあれば、似た発想をするのか同じような意味になる言葉もあっておもしろい。カズオ・イシグロの小説「日の名残り」にあった steal a glance など、後者に属する例といえるかもしれない。

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ひきこもり=ひきコウモリ? ("hidden bat" ???) [読書と英語]

今回は、今読んでいるペーパーバックで目にとまった英語について書く。たぶん"お笑い"に属する話であるが、私が間違っているかもしれない。真相がわかる方がいらしたらご教示いただければ幸いである。

その本、Showa Japan は、日本に長く住み、日本人の奥さんを持つオランダ人銀行家が、戦後日本の政治・経済・社会について幅広く書いたものだ。

Showa Japan―the postーwar golden age a

Showa Japan―the post-war golden age and its troubled legacy

  • 作者: ハンス・ブリンクマン
  • 出版社/メーカー: チャールズ・イ・タトル出版
  • 発売日: 2014/03
  • メディア: ペーパーバック

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pipe down 「黙る」 (カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」) [読書と英語]

pipeline や pipe に関連した表現について続ける。自分の学習ノートを見返したら pipe down という言い回しも実例とともにメモしてあった。「静かになる」「おとなしくなる」という意味である。

日系イギリス人作家カズオ・イシグロについて先日触れたが、彼のベストセラー小説「わたしを離さないで」 で見つけたものだ。

Never Let Me Go

Never Let Me Go

  • 作者: Kazuo Ishiguro
  • 出版社/メーカー: Faber & Faber
  • 発売日: 2011/12
  • メディア: ペーパーバック

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bare bones 「骨子」「必要最小限」 (「007は二度死ぬ」) [読書と英語]

past master という表現について先日書いたが、そこで引用したジェームズ・ボンドものの原作小説「007は二度死ぬ」の文と同じパラグラフに、bare bones というおもしろい表現があったので、これについて書くことにしよう。

You Only Live Twice

You Only Live Twice

  • 作者: Ian Fleming
  • 出版社/メーカー: Penguin
  • 発売日: 2009/07/02
  • メディア: ペーパーバック

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「冬将軍」 Jack Frost と「フロスト警部」シリーズのこと [読書と英語]

前回はディケンズの「クリスマス・キャロル」から Jack Robinson という言葉の入ったイディオムを紹介したが、連想で Jack Frost 「霜」「厳しい寒さ」という言葉と、これを知るきっかけになった海外ミステリ「フロスト警部」について少し書くことにしよう。

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

  • 作者: R.D ウィングフィールド
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1994/09
  • メディア: 文庫

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落語調で訳した「クリスマス・キャロル」 (dead as a doornail) [読書と英語]

先日古本屋に寄った際、時節柄たまたまディケンズの名作「クリスマス・キャロル」があるのに目が留まり、何の気なしに手に取って驚いた。何と全文を落語調で訳してある。怪しげな「超訳」本ではなく、私も名前を知っている英文学者による、大手出版社の文庫本である。

おもしろそうだったので購入し、そのまま読んでしまった。残念ながら現在は絶版のようだ。

a christmas carol.jpg

クリスマス・ブックス (ちくま文庫)

  • 作者: チャールズ ディケンズ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1991/12
  • メディア: 文庫

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steen 「数えきれないほどの」 (ラインスター「ジョーという名のロジック」) [読書と英語]

先日読んだSF小説のアンソロジーに、ネット社会の到来を60年以上前に予期していたとしか思えない作品があって驚いた。マレイ・ラインスターという作家の「ジョーという名のロジック」(1946年)で、あまりに感心したのでネットで探したら原文が見つかり、さっそく英語で再読した。

SFカーニバル (創元SF文庫)

SFカーニバル (創元SF文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1993/05
  • メディア: 文庫

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タグ:SF
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英文混じりの翻訳から英語を学ぶ (アシモフ「黒後家蜘蛛の会」) [読書と英語]

誤訳に学ぶ英語学習について前回書いたが、今回は、原文をそのまま引用している翻訳の活用を取り上げる。自然な日本語にするのは無理と翻訳者が正直に白旗をあげているわけだが、学習に役に立つことがある。

例として、アイザック・アシモフの連作ミステリ短編集「黒後家蜘蛛の会」の一作を見てみよう。


黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)

黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)

  • 作者: アイザック・アシモフ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1978/07/14
  • メディア: 文庫

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「印象的な書き出し」紹介サイトで英語を学ぶ (famous opening lines) [読書と英語]

「方丈記」「奥の細道」について、出だしの部分がどう英訳されているか取り上げたが、書き出しが有名な書物があるのは洋の東西を問わない。そうした冒頭の言葉ばかりを集めた英語のサイトもあり、見ていておもしろい。

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incipit 「書き出しの部分の言葉」 [読書と英語]

前回、「方丈記」の冒頭の英訳をいくつか紹介したが、「文章の書き始めの語句」を意味する単語がある。incipit がそれで、現代の作品ではなく、もっぱら古い本について使われるようだ。

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in monosyllables, monosyllabic 「そっけない(返事)」 [読書と英語]

前回取り上げた reply with uninterested yeses and noes 「無愛想な返事」で連想したのが monosyllable(s) である。文字通りだと「単音節の語」だが、少し前に全巻ペーパーバックで読んだ007シリーズの原作でたびたび目にしたのを思い出した。

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reply with uninterested yeses and noes 「気のない返事」 (ハメット「マルタの鷹」) [読書と英語]

家のガラクタを整理していたら、昔作った学習ノートがひょっこり出てきた。見返すと、いまも身についていない単語や文法の注意事項があってなかなか新鮮だ。今回は、これにメモしていた表題の表現を紹介する。

当時のノートには出典を書かないことが多かったが、これについては「マルタの鷹」であることは文の内容から、また記憶からも明らかだ。ダシール・ハメットが書いたハードボイルドの名作である。


The Maltese Falcon (Crime Masterworks)

The Maltese Falcon (Crime Masterworks)

  • 作者: Dashiell Hammett
  • 出版社/メーカー: Orion (an Imprint of The Orion Publishing Group Ltd )
  • 発売日: 2002/03/21
  • メディア: ペーパーバック


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タグ:英語学習
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mumbo jumbo 「ちんぷんかんぷん」 (「007は二度死ぬ」) [読書と英語]

「わけのわからない言葉」を表す単語について続ける。前回の jabberwocky と違って、すぐ覚えられて自分でも会話で使ったことがあるのが mumbo jumbo である。

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jabberwocky 「ちんぷんかんぷん」(「鏡の国のアリス」) [読書と英語]

前回、gibberish 「わけのわからない」の元になったらしい gibber(早口でしゃべる)と同じ意味の動詞が jabber だと書いたが、jabberwocky もやはり「ちんぷんかんぷん」を表す。

gibber + ish と同様、jabber + wocky かと思っていたが、「不思議の国のアリス」の続編「鏡の国のアリス」 Through the Looking-Glass, and What Alice Found There で、作者のルイス・キャロルが考えだした造語であるという。

鏡の国のアリス (角川文庫)

鏡の国のアリス (角川文庫)

  • 作者: ルイス・キャロル
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: ペーパーバック

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marginalia (「欄外の注」その2) [読書と英語]

前回取り上げた marginal note と同じ意味を持つ marginalia という単語がある。marginal の前後を辞書で眺めていて見つけたもので、短くメモしておきたい。

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annotated 「注釈をつけた」(「詳註版・不思議の国のアリス」) [読書と英語]

不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を1冊にした The Annotated Alice がネット書店から届いた。このように "annotated" が題名にあると、詳しい注釈をつけた本であることがわかる。

The Annotated Alice: The Definitive Edition: Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass

The Annotated Alice: The Definitive Edition: Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass

  • 作者: Lewis Carroll
  • 出版社/メーカー: Penguin
  • 発売日: 2001/10/25
  • メディア: ペーパーバック

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aardvark 「ハードワーク (hard work) 」 [読書と英語]

難しそうな単語でも、見てくれや響きがおもしろかったりヘンテコだったりすると印象に残って覚えてしまうことがある。先日読んだSF小説「ゴールデン・フリース」の原書から、今回はそんな例として aardvark を取り上げたい。

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「ゴールデン・フリース」 ("Golden Fleece" by Robert J. Sawyer) [読書と英語]

久しぶりにおもしろいSFミステリを読んだ。はるか彼方の惑星をめざす宇宙船の中で起きた殺人事件。物語を一人称形式で語っていくのは、誰あろう犯人自身。いったい動機は何なのか、そして乗組員たちをどんな運命が待ち受けているのか。


Golden Fleece

Golden Fleece

  • 作者: Robert J. Sawyer
  • 出版社/メーカー: TOR
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: ペーパーバック


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go berserk 「怒り狂う」 [読書と英語]

このところ書いている go+「激しい系」の単語の表現をもうひとつ。go berserk は「暴れ出す」などと辞書にあるが、由来である北欧伝説のベルセルク berserker は「狂戦士」という訳もあるくらいで、怒りの度合いもケタ違いなのだろう。

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