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gnome と「展覧会の絵」 [音楽と英語]

前回の dwarf midget からの連想で、gnome という単語を取り上げたいと思う。midget を知ったのはミサイルの名前に使われたからだと書いたが、gnome の方はムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」の中の1曲、「グノームス(こびと)」 Gnomus からだった。なお英単語では g は無音で /noum/ と発音される。


Tchaikovsky: Romeo And Juliet Fantasy Overture/Mussorgsky: Pictures At An Exhibition

Tchaikovsky: Romeo And Juliet Fantasy Overture/Mussorgsky: Pictures At An Exhibition

  • アーティスト: Modest Mussorgsky,Pyotr Il'yich Tchaikovsky,Sergiu Celibidache,Munich Philharmonic Orchestra
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1998/02/17
  • メディア: CD

英和辞書を見ると、「伝説に出てくる地の精のこびとで、老人の姿をして地下の宝を守る」といったような記述がある。芥川龍之介の作品にある、「侏儒」という言葉をなんとなく連想する。

オンライン辞書では、Encarta の説明が充実していた。

1. tiny supernatural being: in folklore and fairy tales, a small imaginary being usually portrayed as a hunchbacked man with a long white beard who lives underground guarding treasure
2. statue of gnome: a small figure or statue representing a gnome, used as a decoration
3. offensive term: an offensive term that deliberately insults somebody's relatively small size and appearance
[Mid-17th century. Via French< modern Latin gnomus]

the gnomes of Zurich international bankers and financiers, especially those based in Switzerland (dated humorous)

上記のように、ラテン語に由来するようだが、同じ gnome という綴りには「金言」「格言」という意味もあり、こちらはギリシャ語が語源という。

short saying: a short saying or proverb that expresses a general idea or principle
[Late 16th century. < Greek gnome "opinion, judgment" < gignoskein "know"]
(Encarta World English Dictionary)

さて、組曲「展覧会の絵」は、作曲者ムソルグスキーが友人の画家の作品から得た印象を音にしたものだそうで、美術館の中をゆったりと歩いているような冒頭の曲「プロムナード」 Promenade のメロディは、ほとんどの人がどこかで聞いたことがあるだろう。原曲はピアノ曲だが、むしろラヴェルによる管弦楽の編曲で知られているのではないかと思う。

私もクラシック音楽を聞き始めたころに好んだ曲だが、しばらくするとこの手の「通俗名曲」の常として、ほとんど聞かなくなってしまった。しかし数年前、個性的な指揮者として知られるチェリビダッケがこの曲を得意とし、演奏が凄い、と耳にしたのでCDを聞いてみたら、確かに圧倒的だった。私にとっては、唯一いまでも「展覧会の絵」を面白く聞ける演奏である。

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